【現役デジタルマーケティング職 315名を調査】
デジタルマーケティング職は自身の職場環境を望ましいものと捉える人が多い
プリンシプルでは、デジタルマーケティング職の働く環境を詳しく知るために、デジタルマーケティング職と、それ以外の職のビジネスマン合計600名にアンケート調査を行いました。
その結果、デジタルマーケティング職のビジネスマンの方が、自身の就業環境を望ましいものと捉えている率が高いことが分かりました。
また、デジタルマーケティング職の方がより長い時間を職務外の学習に当てていること、リモートワークがより浸透していることも明らかとなりました。
以下の通りに報告します。
調査概要
調査日:2024年02月16日 ~ 2024年02月26日
調査対象:600人
・現役デジタルマーケティング職のビジネスマン 315人
・デジタルマーケティング職についたことのないビジネスマン 285人
調査方法:インターネット調査(freeasy)(*) デジタルマーケティング職
*以下の職種に該当する仕事をしているビジネスマンをデジタルマーケティング職と定義しました。
・デジタルマーケティングディレクション
・デジタルマーケティングプロジェクトマネジメント
・SEO担当
・Web広告担当
・メールマーケティング担当
・ソーシャルメディア担当
・コンテンツ企画開発担当(動画を含む)
・マーケティングエンジニア(データの取得、加工、可視化)
・CRO担当(施策の立案、実施、改善)
・Web分析・レポーティング担当(データ分析ツールを活用した定期報告)
サンプルは、正社員または契約社員、社員数2桁以上の企業にお勤めと回答された方を対象としました。
■調査結果サマリー
設問の仕様
各設問(10問)には、非常に望ましい、やや望ましい、あまり望ましくない、全く望ましくないという4つの選択肢を用意しました。
例)
問:現在の職務では、あなたの意見が反映されやすいとお考えですか
選択肢1:非常に反映されている
選択肢2:まあ反映されている
選択肢3:あまり反映されていない
選択肢4:全く反映されていない
結果
10問の問いと、デジタルマーケティング職、非デジタルマーケティング職のそれぞれについて、望ましい(非常に望ましい、やや望ましいの合計)と回答した比率を一覧で提示します。
■個別の設問の回答結果
10個の個別の設問についての回答結果は以下の通りです。
Q1:現在の職務では、あなたの意見が反映されやすいとお考えですか。
Q2 : あなたの職務は顧客、上司および同僚からなくてはならないものとして評価されているとお考えですか。
Q4 : 職務内容と比較して、現在の給与に満足されていますか。
Q5 : 職務上での成果が、評価や給与に反映されているとお考えですか。
Q7 : 会社は、あなたの職務に関する学習への投資に積極的とお考えですか。
Q8 : 現在の職務では、健康的に働けているとお考えですか。
Q9 : 現在の職務では、人間関係は良好であるとお考えですか。
Q10 : 困った時に上司や同僚から十分な支援を受けているとお考えですか。
■その他の調査結果
本調査では、合わせて、以下の質問も行いました。
Q : 仕事に多少でも関係する学習時間はおよそ週何時間ありますか? 職務時間以外の学習時間をお答えください。
また、以下の質問も行いました。
Q : あなたは、現在、どの程度リモートワークをしていますか。ご自身の現在に最も近しいものを選んでください。
■まとめ
10個の就業環境に関する設問のうち、8問でデジマ職の方が望ましいと回答する率が高い結果となりました。Q2は非デジマ職の方が望ましいと回答した率が高く、Q9はほぼ同等でした。
特に、職務に自身の意見が反映されやすいか(Q1)、職務上での成果が給与に反映されやすいか?(Q5)、会社は職務上の学習に投資してくれているか(Q7)については、デジマ職と非デジマ職で10ポイント以上、望ましいと答えた比率が高くなっています。
また、職務外での学習時間や、リモートワークの浸透度合いにも大きな差があり、デジタルマーケティングという職務の特徴を表していると考えられます。
以上
本調査についてのお問い合わせや取材のお申し込みはメールにて以下からお願いいたします。
件名を「デジタルマーケティング職の就業環境調査アンケートについて」としてください。