プリンシプルではウェブマーケティングに関するウェビナーを開催しています。
2021年2月9日には「Tableau:Looker2大BIツールの実演を一挙公開!企業価値を高めるデータ分析の手法とは」というテーマで、スマートドライブ社と共催ウェビナーを開催しました。
弊社からはDXコンサルタントのエリスが、スマートドライブ社からは石川様が登壇し、約180名の方にお申し込みをいただく大反響のウェビナーとなりました。
この記事では、そのウェビナーの概要をまとめます。
第1部 マーケティング効果のモニタリングとアドホック分析を効果的に回す – プリンシプル
第1部ではプリンシプルからエリスが登壇し、Tableauを操作しながらのセミナーとなりました。
Tableauとは何か
Tableauは大量のデータを分析し、ビジュアライズするデータ解析ツールです。データに基づき、素早く質の高い意思決定を支援することにより、利用者や利用企業の競争力、価値を高めることができます。
Tableauの3つの特徴
またTableauには以下の3つの特徴があります。
- 直感的な製品
- 統合的なプラットフォーム
- 拡張性が高い
1つめの「直感的な製品」について。
Tableauは操作がとても簡単で、なおかつ分析に使える機能が豊富です。
言葉ではイメージが伝わりにくいため、ウェビナーでは実演を交え解説しました。気になる方は以下のリンクよりセミナー動画をダウンロードください。
2つめの「統合的なプラットフォーム」について。
Tableauには様々な製品があり、それらをつなぎ合わせてレポートなどを作っています。
3つめの「拡張性が高い」について。
Tableauは単独で使用するだけでなく、Pythonなどの他のものと組み合わせることができるため、拡張性が高く便利です。
これら3つの特徴があることで、あらゆる段階の企業に最適なソリューションを提供することが可能となっています。
第2部 Mobility業界のDXを支えるSmartDriveの分析基盤 – スマートドライブ社
第2部ではスマートドライブ社から石川様が登壇し、Lookerの導入背景などをお話しされた後、実演に移りました。
Looker導入の背景
まず導入背景ですが、膨大なデータを分析し価値に変える上での課題が複数あることを述べています。
【課題】
- データの存在場所が分散している
- 膨大なデータを高速に処理できる必要がある
- 正しいデータに正しい権限で誰もがアクセスできる必要がある
- データを意味解釈し分析するデータアナリストの不足
これらを解決してくれるのがLookerです。ウェビナー内では実演をしながら、簡単な操作や有用性を解説されました。
TableauとLookerの比較
セミナーの最後では、TableauとLookerの両方を使われたことがある石川さんの視点から、両者の比較がなされています。
特徴的なのは、それぞれの思想の違いです。
Tableauは「ある程度のロジックの不完全性は許容される前提で、ビジネスユーザーがセルフサービスにクイックに今欲しいデータを探索的に可視化」するのに対し、Lookerは「中長期で使い続ける前提で、かつ分析ロジックの完全性と保守更新のしやすさが求められるダッシュボードをチームでデプロイ」するものです。
最後に
本記事では2021年2月9日に行われた、共催ウェビナーについてまとめました。この記事が皆様のBIツールを導入するきっかけとなれば幸いです。
当日の資料は以下のリンクからダウンロードいただけます。