4月18日に開催したウェビナー「【GA4×Looker Studio】Looker Studioを活用したGA4データの分析手法!」にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
この記事では本ウェビナーの内容をまとめていきます。Looker Studio × GA4でデータ分析する2つの方法(GA4コネクタ・BigQuery)を知りたい方は是非ご覧ください。
本ウェビナーの講演資料と講演動画は、下記リンクより受け取れます。講演動画ではデモンストレーションの様子もご覧いただけます。
Looker Studioの特徴
「Looker Studio」は、Googleが提供する無料のBIツールです。
Looker Studioを使うと、Googleアナリティクス、Google Search Console、Google広告、BigQueryなどのデータを視覚化できます。以前は「Googleデータポータル」という名前で提供されていましたが、2022年10月11日から「Looker Studio」という名前に変更されました。
本ウェビナーでは以下の5つの特徴をご紹介しました。
- ①レポートを簡単に作成できる
- ②インタラクティブな分析機能
- ③レポートの共有が簡単
- ④レポート閲覧にGA4プロパティへのアクセス権限は不要
- ⑤GA4以外のデータと簡単に連携可能
それぞれの特徴についてご紹介します。
特徴① レポートを簡単に作成できる
Looker StudioのUIは分かりやすく、ドラッグ&ドロップでグラフを作成できます。データ分析に慣れてない方でも触りやすいツールです。
特徴② インタラクティブな分析機能
フィルター、クロスフィルタリング(グラフをフィルターとして利用)、パラメーター、並べ替え、オプション指標などを活用すると、簡単な深堀分析が可能になります。
特徴③ レポートの共有が簡単
レポートの共有はスプレッドシート感覚で可能。さらに、PDFとしてレポートのメール配信も設定できます。
特徴④ レポート閲覧にGA4プロパティへのアクセス権限は不要
Looker Studioでは作成者(オーナー)の認証情報の埋め込みが可能となります。データへ直接アクセスできない方でもレポートを閲覧できます。
特徴⑤ GA4以外のデータと簡単に連携可能
Looker Studioではデータコネクタが組み込まれているため、GoogleアナリティクスをGoogle Search Console、Google広告、スプレッドシート、BigQueryなどと連携した分析が可能です。
GA4 x Looker Studio
GA4データをLooker Studioで利用する方法
Looker Studioを利用してGA4データを分析するには、2種類の方法があります。
- GA4コネクタを利用する
- GA4データをBigQueryに出力したうえで、BigQuery経由で利用する
ウェビナー内ではデモンストレーションを用いて、接続方法や分析可能な内容を詳しくご紹介しました。講演動画は下記からダウンロード可能ですので、ぜひご覧ください。
以下の3つに当てはまる方には【Looker Studio x GA4コネクタ】がオススメです。
- 簡易的なレポートを定期的にモニタリングしたい
- GA4へのアクセス権限持ってない方にもレポートを共有したい
- GA4以外のデータ(コネクタがあるもの:Google広告、Search Consoleなど)と連携して分析したい
また、以下の2つに当てはまる方には【Looker Studio x BigQuery】をオススメします。
- データボリュームが大きいサイト、かつ可能な限り全てのデータを元にKPIモニタリング、深堀分析を行いたい
- BigQueryに蓄積しているGA4以外のデータ(会員情報、オフラインコンバージョンなど)と連携して分析したい
どちらの分析方法が適しているのか、用途や目的に合わせて選択してください。
GA4探索レポートとの比較
GA4探索レポートと、Looker Studio(GA4コネクタ・BigQuery)をさまざまな項目で比較し、一覧表にまとめました。それぞれの特徴について比較したり、自社に適した分析方法を選択したりする際に、ご参照ください。
まとめ
本ウェビナーでは、Looker Studioの特徴やGA4データの分析方法をご紹介いたしました。
〈本ウェビナーはこんな方にオススメ〉
- GA4データをLooker Studioで分析し活用したい方
- 作成した分析レポートを手軽に社内共有したい方
- Looker StudioのGA4コネクタを使う際の注意点を知りたい方
- Google BigQueryとLooker Studioを掛け合わせた分析に興味のある方
本記事ではご紹介しきれなかった内容もありますので、ご興味のある方は下記リンクよりウェビナーの講演資料・動画をご覧ください。