2023年Meta広告(Facebook広告・Instagram広告)において実施された最新のアップデート情報をまとめます。(2023年3月10日時点)
この記事でご紹介するアップデートは以下の6つです。
- キャンペーンの目的に関する変更
- Advantage+ アプリキャンペーンでレポートの詳細な内訳が利用可能に
- 若年層のオーディエンスに向けた広告に関する変更
- Instagramプロフィールフィードへの広告掲載が可能に
- フライト広告の潜在顧客オーディエンスが利用不可に
- ブランドコンテンツ広告で他の人の投稿の使用をリクエスト
キャンペーンの目的に関する変更
キャンペーンの目的の選択肢が、ビジネスゴールに合わせて6つに集約されました。
■変更前
ブランドの認知度アップ、リーチ、トラフィック、エンゲージメント、アプリのインストール、動画の再生数アップ、リード獲得、メッセージ、コンバージョン、カタログ販売、来店数の増加
■変更後
認知、トラフィック、エンゲージメント、リード、アプリの宣伝、売上
※一部の目的の名称とキャンペーンの作成手順が変更されていますが、すべての機能はこれまでと同様に使用できます。
参照:Meta広告マネージャの目的のアップデートと変更 | Meta Business Help Center
Advantage+ アプリキャンペーンでレポートの詳細な内訳が利用可能に
これまでは特定の配置や、オーディエンスの利用者層の情報をレポートしたインサイトを見ることはできませんでしたが、アップデートにより現在4つの配信指標(年齢、性別、インプレッションデバイス、配置)の内訳を確認できるようになりました。
Advantage+ アプリキャンペーンの分析に利用し、クリエイティブの判断に活かすことができます。
若年層のオーディエンスに向けた広告に関する変更
2023年2月20日以降、ターゲットオーディエンスに18歳未満の利用者を含む広告では、一部のターゲット設定オプションおよびキャンペーンオプションを利用できなくなります。
■変更点(ターゲット設定)
- 性別によるターゲティング
- 地域ターゲティング(カスタム地域の範囲またはピンドロップ)
■変更点(キャンペーンオプション)
- Advantage+ カタログ広告
- 広告配信への最適化(アプリのインストール、アプリイベント、動画再生数、投稿のエンゲージメント、バリュー、広告想起リフト、ランディングページビュー、リード、スレッド、イベントへの参加など)
- キャンペーン入札戦略(結果の単価目標、ROAS目標)
- 課金対象(リンククリック、ページへの「いいね!」、ThruPlay、2秒以上の継続的な動画再生数)
など
参照:10代の利用者を対象とした広告について | Meta Business Help Center
Instagramプロフィールフィードへの広告掲載が可能に
Instagramのプロフィールフィード面へ広告の掲載が可能になりました(18歳以上のInstagram公開プロフィールのフィードビューに掲載)。これによりリーチの拡大やブランド認知度の向上が期待できます。
参照:Instagramプロフィールフィード広告について | Meta Business Help Center
フライト広告の潜在顧客オーディエンスが利用不可に
フライト広告を作成する際、潜在顧客オーディエンスのオプションの利用ができなくなりました。新しいキャンペーンでは、オーディエンスオプションとしてリターゲティングオーディエンスのみが含まれ、データソースが必要になります。
ブランドコンテンツ広告で他の人の投稿の使用をリクエスト
広告主は、他の人のFacebook投稿でタグ付けされた場合に、その投稿をFacebookのブランドコンテンツ広告として宣伝するための許可を投稿者にリクエストできます。投稿者は、届いたお知らせでこのリクエストを承認または拒否できます。
参照:ブランドコンテンツ広告について | Meta Business Help Center
まとめ
この記事では、Meta広告の2023年3月時点での最新アップデート情報をまとめました。
個人的な所感ではありますが、Meta広告はアップデートが非常に多い媒体だと思います。今後も最新の情報をお届けする予定ですので、常に最新の情報をキャッチアップし広告のパフォーマンス向上につなげていけるようにしましょう。