3月上旬にに大型イベントMarkeZineDayが開催されました。このイベントの中で弊社も登壇させて頂き、100名を超える方々にご参加いただきました。
今回は ”マーケティング新時代の『米国CX最新事例』と今日から使える戦略的『集客キーワード設計術』” と題して、Principle AmericaのクリスとSEOコンサルタントの外山が講演した内容をまとめていきます。
読んでいただきたい方
- 消費者の行動が自社内のマーケターよりも早く変化している状況に困っている方
- データマネジメントやタグマネジメントのオペレーションに工数がかかり、解析やCX改善の時間がない方
- 集客に効果があるキーワード設計方法がわからない方
読むことで得られるもの
- CX解析の事例を通して、ユーザー行動の変化を素早くキャッチし改善する戦略の構築方法がわかる
- コロナ禍での適切なトレンド分析方法がわかる
- キーワード戦略を再構築し、ユーザー変化に応じた集客を行う方法がわかる
第1章 マーケティング新時代の『米国CX最新事例』
- CXの重要性と2つの成功要因
- アメリカCXの改善事例
第2章 今日から使える戦略的『集客キーワード設計術』
- 新型コロナにより変わるもの、変わらないもの
- 戦略的「集客キーワード設計術」とは?
- 戦略的なキーワード設計の方法
第1章 マーケティング新時代の『米国CX最新事例』
CXの重要性と2つの成功要因
CXとはカスタマーエクスペリエンスの略称で、顧客が商品やサービスを体験して、顧客視点でその価値を評価することを言います。
まずセミナーの冒頭では、IBMが調査したアンケートについて紹介しています。このアンケートによると、CEOの60%がCXの向上を今後3年間のTOPプライオリティにしていくとのことです。
アメリカでは解析ツールのトレンドがウェブサイトからウェブプロダクトへシフトしており、新たなマーケティング時代がやってきました。この時代にはCXの向上が求められており、その成功には以下の2つのことが重要であると説明しています。
① しっかりとユーザーについて理解すること
② 競合他社より賢く、早く決断すること
②の「賢く、早く」について少し深堀りします。この場合の「賢く、早く」とは分析ワークフローです。様々な企業では消費者の行動やトレンドの変化を追っていますが、多くのケースでデータや解析に必要なワークフローには適応していません。そのため、分析ワークフローがCX向上のキーとなります。
アメリカCXの改善事例
CX改善事例の1つとして、本セミナーでは米国の金融サービス「Northwestern Mutual社」の事例が挙げられました。
当社は解析チームの外に、アメリカの分析ツール「Heap」を取り入れた結果、
- サイト内サーチのエラーを40%削減
- サイトログイン後、銀行口座との連携のエンゲージメントが20%アップ
など、CXが最適化されました。
ここで紹介したHeapは、アメリカでは6000社以上が取り入れているもので、「簡単に始められてサクサクと動く」「アナリティクスの使い勝手を向上させる」などのメリットがあります。
この他にもセミナーでは様々な事例について言及していますので、気になる方は以下から資料をダウンロードください。
第1章まとめ
- コロナ禍で先行きは不透明だが、CXへの投資は強化される。そして、より良い顧客体験の提供を目指す企業が増える。
- より良い顧客体験を提供できるサービスが今後飛躍する。
第2章 今日から使える戦略的『集客キーワード設計術』
新型コロナにより変わるもの、変わらないもの
第2章では弊社の外山が新型コロナにより変わるもの、変わらないものを紹介しています。
コロナの影響で以下のように感じている方も多いのではないでしょうか?
- ユーザーの行動が急激に変化し、その変化を掴み切れていない
- Webサイトへの流入が大きく変化し、どのように対処すればいいのかわからない
そこで提案しているのが「こんな時こそ、基本に立ち返り、原則をおさえましょう」ということです。具体的には、新型コロナにより変わるもの・変わらないものをおさえた上で、新しいキーワード戦略を構築することが重要になります。
ここからは「新型コロナにより、変わらないもの」に焦点を置いて説明していきます。
戦略的「集客キーワード設計術」とは?
戦略的集客とは、顧客目線での集客を考えることです。キーワード設計はSEO対策やリターゲティングとも並ぶ重要な施策になります。
この戦略的集客を意識したキーワード設計を行うには、それぞれのユーザーがどのようなキーワードを検索してどのようなページにたどり着いているか、その現状と理想を明確にすることが不可欠です。
戦略的なキーワード設計方法
キーワードを戦略的に設計するには、キーワードマーケティング調査が重要です。
キーワードマーケティング調査の目的
- サイトが狙うべき「重要キーワード」を明確にする
- その重要キーワードで流入を獲得するための方法を明確にする
アプローチ方法(分析軸)には以下の3つがあります。
第2章後半では自社・顧客・競合分析の例を説明しています。気になる方は下記のURLからダウンロードいただけます。
第2章まとめ
- コロナ禍では、基本に立ち返り、原則をおさえることが重要
→新型コロナで変わるもの・変わらないものをおさえた上で、新しいキーワード戦略を構築する - 戦略的集客とは、顧客目線での集客を考えること
- キーワードマーケティング調査で戦略的にキーワード設計できる
今回のセミナーでは、前半で「米国CX最新事例」と後半で戦略的「集客キーワード設計術」について解説しました。こちらの詳しい内容に関しては、資料もお配りしております。ご興味がある方は下記のURLからダウンロードください。