セミナーレポート「あなたの組織がGoogleアナリティクス4を使いこなせないたった一つの理由」

2024年4月10日に「あなたの組織がGoogleアナリティクス4を使いこなせないたった一つの理由」というテーマでウェビナーを開催しました。弊社副社長の木田が登壇し、たくさんの方にご参加いただきました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました！

この記事では、本ウェビナーの内容をまとめていきます。

本ウェビナーでは、GA4を使いこなすための考え方の転換、ユーザー最適化を行う上で重視すべき指標、その指標を改善するための方法論を解説しました。

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なぜあなたの組織ではGA4を使いこなせないのか？

GA4はユーザー最適化のためのツール

あなたの組織でGA4を使いこなせていないのは、ずばり「GA4はユーザー最適化のツールなのに、セッション最適化のツールのつもりで利用しようとしている」からだと考えています。

「GA4はユーザー最適化のツール」と言われても腹落ちしない方もいらっしゃるかと思います。以下の点が、GA4がユーザー最適化のツールであることの証拠です。

ユーザー最適化とはどんな活動か？

では、ユーザー最適化とは、どんな活動でしょうか？

セミナー本編では、ファッションブランドのECサイトを例に用いて、さらに詳しく解説しました。気になる方は、ぜひ講演資料をご覧ください。

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ユーザー最適化は難しい

ここまでで以下のことがわかりました。

• GA4はユーザー最適化のツールだということ（ディメンション、指標、オーディエンスなど）
• ユーザー最適化の概略（自社にフィットするユーザーを獲得し初回CV施策、LTV増加施策を当てる）
• ユーザー最適化のビジネス的な意義（1回のCVではなくLTVにフォーカス）

しかし、分かったからと言ってすぐにユーザー最適化をできる訳ではありません。「ユーザー最適化は難しい」のです。

なぜなら、「ユーザーの最適化」には、セッションの最適化（≒セッションのコンバージョン率の改善）には存在した汎用的な施策がないからです。

セッションの最適化を目的とした施策には、外部施策、LPO、回遊性改善、EFO等がありました。一方、ユーザーの最適化を行う際は、それぞれの企業やサイトによってビジネスモデルやユーザーの心理がまったく異なるため、汎用的に使える施策の型は存在しないのです。

どうしたらあなたの組織でGA4を使いこなせるようになるのか？

「どうしたらあなたの組織でGA4を使いこなるようになるのか？」という質問は、実は本質的な質問ではありません。

本質的な質問は、『どうしたら自社のマーケティングを「ユーザー最適化」に進化させられるのか？』ということです。

セッション最適化とユーザー最適化の位置づけ

そもそも、セッションの最適化とユーザーの最適化は、「どちらをやるか？」あるいは「どちらの方針でやるか？」という二者択一の関係ではありません。

セッションの最適化は「戦術面の最適化」として当然行い、その上で、「戦略面の最適化」としてユーザーの最適化を行うという二階建てだと考えるのが良いでしょう。

ユーザー最適化は戦略の最適化なので、推進するには以下のような戦略設計が必要になります。

戦略設計が定まれば、「KPI」が定まります。KPIが定まればGA4を使いこなすことができます。

セミナー資料では「ユーザー最適化のために、GA4を活用するロードマップ」も公開しています。ぜひご覧ください。

※本記事ではマスキングしていますが、講演資料をダウンロードいただくとすべてご覧いただけます

まとめ

本セミナーでは、

• GA4は導入したが、活用に苦戦している方
• GA4を使いこなしマーケティング戦略に活用したい方

に向けて、GA4を使いこなすための重要なポイントや、GA4を活用したユーザー最適化の上での重要な考え方をお話ししました。『どうしたら自社のマーケティングを「ユーザー最適化」に進化させられるのか？』について、考えるきっかけになると嬉しいです。

詳しい内容は以下より、講演資料でご確認いただけますので、気になる方はぜひダウンロードしてみてください。

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