去る5月27日に「BtoBリード獲得数26.4%向上!データ解析を軸にサイトパフォーマンスを改善する方法とは」というテーマでウェビナーを開催し、解析チーム マネージャーの村松が登壇いたしました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
この記事では本ウェビナーの内容をまとめていきます。これからBtoBリード獲得に注力される方やGA4を導入される方はぜひご覧ください。もっと詳しく知りたいという方は、下記リンクより動画・資料をご視聴ください。
目次
- 解析手法① 定量分析と定性調査を掛け合わせる
- 解析手法② 施策のアトリビューション貢献を評価する
- 紹介事例の成功要因とGA4移行のタイミング
解析手法① 定量分析と定性調査を掛け合わせる
よくお伺いする課題として、
- GAを導入しているが、正しいデータが取得できるか不安
- サイトが使いづらいことは分かっているが、どこから改善すべきか優先順位が付けられない
というものがあります。
これらはGAのデータをベースに、ファクトに基づきPDCAサイクルを回していくことで解決できると考えています。
データからPDCAにつなげる際に役に立つ手法の一つが、定量分析と定性調査を掛け合わせることです。
そのためにはまず、GAで定量的なデータに基づき全体像を捉えます。具体的には、流入経路や流入後の閲覧コンテンツ、フォームステップの流入状況を確認し、コンバージョンの太い導線やボトルネックを把握します。
次に、定性調査でユーザーの声を聞いていきます。これにより、定量的データに基づく「なぜこのページで離脱してしまったのか」「コンバージョンに至らなかった理由は何か」等ボトルネックの要因が明確になったり、顧客理解に繋がったりします。
このように定量分析と定性調査を掛け合わせることで、効率的かつ的確に改善の打ち手を見出すことができます。
解析手法② 施策のアトリビューション貢献を評価する
GAのデフォルトレポートのモデル比較ツールでは、流入経路ごとのアトリビューション分析ができます。これにより、発生したコンバージョンに対してラストクリックベースだけでなく、最初の接点や中間接点についても評価することができます。
この考え方に基づき1ユーザーごとのコンバージョンまでの導線を把握し、コンテンツの寄与度を発掘するのが「コンテンツアトリビューション分析」です。
コンテンツアトリビューション分析の使用例
- SEO施策の評価
- 「コンテンツを充実させたがリード獲得に繋がったか分からない」という問題の解決
コンテンツアトリビューション分析はヒットデータやBIツールを使用する等、少し難易度の高い取り組みです。導入の際には社内のGAに詳しい方や、弊社のようなGA解析の専門性が高い会社へご相談いただければ幸いです。
紹介事例の成功要因とGA4移行のタイミング
本セミナーでは、BtoBリード獲得数26.4%向上した事例もご紹介しております。以下のリンクから動画をダウンロードいただけますので、ぜひご視聴ください!
ご紹介した事例の成功要因の一つに「GAデータ基盤整備」があります。先にデータ基盤を作っておくことで、解析の精度・効率が大きく改善されるためです。そのため、データ基盤を常にアップデートすることも重要です。
例えば昨年リリースされたばかりのGA4ですが、今後1〜2年以内に移行するべきだと考えております。 GA4ではこれまでと計測データが大きく変わり、レポート項目や用語なども大幅に変化します。まったくの別物と考えてよいでしょう。
GA4について詳しくは下記記事でもご紹介しておりますのでご参照ください。
参考:セミナーレポート~4月21日(水)開催GA4最前線・パフォーマンス改善に直結するGA4の活用事例とは
GA4に向けて準備すべきこと
今後GA4への移行のあたり、自社サイトのアクセスデータをどのように管理・活用していくかを考えていく必要があります。早い段階から情報収集されることをお勧めいたします。
まとめ
本ウェビナーでは、データの解析を軸に改善の打ち手を見出したり、施策のアトリビューション貢献を評価する必要性についてご説明しました。
本ウェビナーはこんな方にオススメ
- データ解析を軸に課題解決したい
- データに基づく戦略を立て、BtoBリード獲得数を向上させたい
- GA4の導入を検討している
本記事ではご紹介しきれなかった内容もありますので、データ解析やGA4にご興味のある方は下記リンクより動画と資料をご覧ください。