Google広告では、部分一致の拡張精度がかなり高くなりましたが、それでも検索語句の分析はとても重要です。こちらは管理画面から確認できます。
今回紹介する方法をもとに、みなさんも検索語句を改善してみてください。
検索語句とは何か？
検索語句とは、ユーザーが検索する際に入力する語句やフレーズのことを指します。
また、キーワードとは、広告主が広告を表示するために設定する語句やフレーズのことを指します。
なぜ検索語句が大事なのか
広告主が表示しようと思って登録しているキーワードが必ずしも意図している検索語句だけに表示されているわけではありません。
広告主が意図していない表示もあるかもしれません。
反対に広告主が気づいていない「CVにつながる」キーワードが見つかるかもしれません。
検索語句の確認方法
既存の管理画面では「キーワード」をクリックし、「検索語句」の項目をクリックします。
新しい管理画面では「分析情報とレポート」をクリックし、「検索広告」の項目をクリックします。
検索語句のチェック項目
表示回数の多い検索語句
上記掲載の管理画面で表示回数順に検索語句を並び替え、クリック率を確認します。
著しくクリック率が低い検索語句の中には広告主が意図していない（もしくは表示しなくても良い）語句があるかもしれません。
CVが発生しない検索語句
費用が多い順に並び替えます。
クリックされているけれどCVに至らない検索語句も見直しの対象になります。
検索語句の内容を見て、LPや広告文変更の検討や、場合によって除外という対応をお勧めいたします。
CPAが高い検索語句
上記掲載の管理画面でCPAが高い順に並び替えます。
獲得はできているが、CPAが高い検索語句は改善の余地があります。CPCが高くCPAが高い検索語句は、広告文を見直しましょう。CVRが低くCPAが高い検索語句は広告文や遷移先を見直しましょう。
CVが多く発生している検索語句
上記掲載の管理画面でCV数が多い順に並び替えます。
CVが発生している場合は、さらに獲得が伸ばせることができないか考えます。
その語句をキーワードとして設定し、専用の広告文やLPを設定することで、CV率さらに引き上げることができるかもしれません。
まとめ
今回の設定により、
- 表示回数の多い検索語句
- CVが発生しない検索語句
- CPAが高い検索語句
- CVが多く発生している検索語句
について改善策を検討することができました。これらすべてがCPA改善に直結した施策になります。
皆さんもキーワード単位の分析のほかに、定期的な検索語句の分析を行ってみてください！
